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終戦間際の大空襲で壊滅的被害を受けた岩国駅周辺。

岩国海軍航空隊があった岩国は終戦の前日、駅前の空襲に見舞われ、大きな被害を受けました。写真に残る黒い点は、投下された爆弾痕。終戦から長らく「爆弾穴」として溜め池のようになって駅前各地に残りました。中にはこの穴で釣り堀を営む姿もあったといいます。
当時の岩国駅は現在の駅より数百メートル北寄り(写真では右寄り)に位置していましたが、復興時に現在の位置へ移設されました。また、当時の空襲で亡くなられた方々の慰霊碑が駅前ロータリーにありましたが、現在では第三街区児童公園(通称ハト公園)付近へ移設され、今でも毎年8月14日には慰霊祭が行われています。